ニュース 金融 作成日:2012年12月24日_記事番号:T00041187
富邦金融控股傘下のアモイ銀行(中国福建省アモイ市)は広西チワン族自治区の城市商業銀行(地方都市を拠点とする小規模商業銀行)である「桂林銀行」に10%程度を出資するもようだ。出資金額は20億~40億台湾元(約58億〜120億円)前後が見込まれる。23日付経済日報が伝えた。
富邦金控は正式には出資計画を明らかにしていないが、蔡明忠董事長は先週、「アモイ銀が中国の西南地区にある城市商業銀行に出資を行う」と語っており、広西チワン族自治区では既にアモイ銀による出資説が広まっていた。契約は来年1月に李志剛桂林市長が訪台した際、台北で結ばれる見通しだ。
桂林銀は当初、投資銀行を通じて富邦金控に接触したという。桂林銀をめぐっては他社も出資を目指したとされるが、桂林銀はアモイ銀に台湾資本が出資していることを評価し、アモイ銀からの出資受け入れを決めたとみられる。アモイ銀は今年、50億元規模の増資を完了し、出資に向けた準備を整えた段階だ。
桂林銀は1997年の設立で、大株主は桂林市人民政府とその関連企業となっている。総資産は昨年末時点で414億1,800万人民元(約5,600億円)。
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