ニュース 金融 作成日:2012年12月24日_記事番号:T00041188
台湾の生命保険業界では来年、新規契約の保険料収入が今年に比べ30~40%落ち込み、7,000億~7,500億台湾元(約2兆〜2兆2,000億円)にとどまると予想されている。2007年以来の最低水準で、業績は来年第1四半期が底になる可能性が高い。24日付工商時報が伝えた。
原因は今年、生保業界では高利回りが人気の増額終身生命保険などの販売中止を前に駆け込み需要があったことなどから、新規契約の保険料収入が過去最高の1兆1,800億元に達するとみられることだ。しかし、来年からは保険商品の責任準備金の予定利率が引き下げられ、保険料が上昇することなどから、第1四半期の保険販売は大きく落ち込むことが必至だ。
生保業界は、新規契約の保険料収入が12月は800億元に達するものの、春節(旧正月)と重なる来年2月には300億~400億元まで落ち込むと予想しており、第1四半期の3カ月でも2,000億元を下回るとみている。
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