ニュース 石油・化学 作成日:2012年12月24日_記事番号:T00041195
台湾中油(CPC)が老朽化で6月に閉鎖した第3ナフサ分解プラント(高雄市林園区、三軽)に代わる新たなナフサプラントとして跡地に建設を進めている「第6ナフサプラント(六軽)」が来年6月にも稼働する見通しが明らかになった。六軽は、石化業界の南部における過去17年で最大の投資案件で、投資額は当初計画で400億台湾元(約1,200億円)に達する。24日付経済日報が報じた。
六軽の年産能力は、▽エチレン、72万トン▽プロピレン、35万トン▽ブタジエン、10万トン──に上り、三軽の生産能力と比較した場合、年間で▽エチレン、50万トン▽プロピレン、23万トン▽ブタジエン、7万トン──の増加が見込まれている。
今後は11月末に稼働した重質流動接触分解装置(RFCC)工場と合わせ、CPCが開拓を進める高付加価値製品市場の主要供給拠点になるとみられる。
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