ニュース 電子 作成日:2012年12月24日_記事番号:T00041200
24日付電子時報がサプライチェーンの話を基に報じたところによると、パソコンブランド大手、宏碁(エイサー)は中国・重慶市での生産比率を今年の60~62%から来年75%まで引き上げる計画だ。エイサーはコメントを控えている。
業界関係者の予測では、エイサーの今年の出荷量は2,400万~2,500万台で、うち1,500万台が重慶から出荷される。来年の同社全体の出荷台数は横ばいの見通しだ。
中国内陸部、重慶市や四川省成都市への全面的な生産移転は、コスト低下につながると受託メーカーは期待している。一方、ブランドメーカーは地方政府による補助打ち切りの懸念などから、生産拠点の集中には消極的だ。労働力不足や、物流環境の未整備も懸念事項だ。
中国沿岸部の上海市や江蘇省昆山市は、ノートPCサプライチェーンがもたらしてきた経済効果が大きいため、工場の内陸部移転に何らかの引き止め策を講じる可能性がある。
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