ニュース 商業・サービス 作成日:2012年12月25日_記事番号:T00041214
経済部統計処が24日発表した11月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は前月比3.8%減、前年同月比1.3%増の1兆1,737億台湾元(約3兆4,000億円)だった。5カ月続いた前年同月比マイナス成長から脱却した。25日付工商時報が報じた。
卸売業の売上高は前月比3.8%減、前年同月比1%増の8,250億元だった。経済部は、ハンドヘルド機器の在庫補充で、機械器具の売上高が前年同月比5%増の3,433億元に上ったことを主因に挙げた。
小売業は前月比3.7%減、前年同月比1.8%増の3,188億元だった。百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、量販店など総合商品小売業の売上高が前年同月比1.8%増の889億元となり、特にコンビニが発熱・保温効果のある機能性インナーなど冬季商戦の好調で、前年同月比3.2%増と伸びが目立った。
飲食業の売上高は前月比3.9%減、前年同月比2.1%の299億元だった。台湾を訪れる旅行者の増加や、出店拡大が貢献した。
1~11月の商業売上高は前年同期比0.6%減の12兆9,927億元だった。経済部は通年でプラス成長は困難との見方だ。ただ小売業と飲食業はプラス成長の可能性が高いとしている。
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