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台大周辺の再開発事業着工、15年以降完成


ニュース 建設 作成日:2012年12月25日_記事番号:T00041216

台大周辺の再開発事業着工、15年以降完成

 台北市の台湾大学に近い羅斯福路三段と辛亥路の交差点付近(同市中正区)にある883坪の用地で再開発事業「台大OPUS ONE」が24日、着工された。再開発物件は2カ月で完売し、平均単価は1坪当たり150万台湾元(約440万円)を超え、再開発前の50万~60万元に比べ約3倍に跳ね上がった。完成は2015〜16年を予定している。25日付聯合報が伝えた。

 再開発は3~5階建ての老朽化した住宅を地上19階、地下5階のビルに改築するもので、住宅戸数は145戸、店舗は17物件。完成後の時価総額は140億~150億元と見込まれる。地権者の34世帯には開発後の物件が割り当てられる。

 今回の再開発用地は当初、合頤建設および信徳開発が地権者との交渉に当たったが難航したため、強盛染整傘下の保強建設が交渉を支援し、11年間かけて合意に達した。プロジェクト融資は華南銀行が担当する。