ニュース 石油・化学 作成日:2012年12月25日_記事番号:T00041219
台塑集団(台湾プラスチックグループ)は24日、中国・浙江省寧波市のプラントで組織再編を実施し、現地子会社6社を合併させることを決めた。存続会社は「台塑工業(寧波)」で、合併後の資本金は6億7,500万米ドル。将来的には香港、シンガポールでの株式上場を計画している。25日付経済日報が伝えた。
合併するのは、▽台塑工業▽台塑丙烯酸酯(アクリル酸エステル生産)▽台塑聚乙烯(ポリエチレン生産)▽台塑聚丙烯(ポリプロピレン生産)▽台塑吸水樹脂▽台塑電子──の各社。
台プラは「合併により管理コストの節減、業績の向上、会社規模の拡大が期待でき、将来的な株式上場に有利だ」と説明した。上場時期は未定だが同社幹部は「早ければ早い方がよい」としている。
6社はいずれも直近3年の収益が順調で、昨年は合計で36億6,500万台湾元(約110億円)の利益を上げた。現在は6億米ドルをかけたプラント拡張を進めており、来年末以降の操業開始で収益能力はさらなる向上が見込まれる。
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