ニュース その他製造 作成日:2012年12月25日_記事番号:T00041221
化繊メーカーの聚隆繊維(アセロン・ケミカルズ&ファイバー)が10億台湾元(約30億円)以上を投資する研究開発(R&D)センター設立計画が24日、経済部の「業界科専計画指導会議」で承認を受けた。25日付経済日報が報じた。
アセロンは同R&Dセンターで、ハイテク産業の進化に伴い必要となる紡織品の先端技術を発展に取り組むことで、生地種類の研究開発、衣料品生産の垂直統合、ブランドの開発・マーケティングの強化を図る。また、環境負荷の低い紡織品を3種類以上開発し、毎年の新規生産額2億7,000万元以上を見込む。R&D設置では150人以上の就業機会を創出するとしている。
また、紡織業の宏諦実業は、「特殊機能用途の紡織品の開発」、「先進的一貫製造プロセス」、「特許戦略」を軸として技術革新と分野をまたぐ業務展開に力を入れるとしている。
同会議では、奇菱科技(チーリン・テクノロジー)と晋倫科技(ジナー・テクノロジー)によるR&Dセンター設立計画も承認された。奇菱科技は、太陽エネルギーなどクリーンエネルギー材料の開発と応用技術強化を行う。晋倫科技は投資額6,000万元で新材料配合技術の開発を行い、センター完成後の3年間は毎年1億元以上の生産額増加、6,000万元の投資を生み出すことを予想している。
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