ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

日韓H形鋼に反ダンピングの疑い、中龍鋼鉄が提訴視野


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年12月25日_記事番号:T00041222

日韓H形鋼に反ダンピングの疑い、中龍鋼鉄が提訴視野

 中国鋼鉄(CSC)傘下、中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)は、日本と韓国から台湾に輸入されるH形鋼にダンピング(不当廉売)の疑いがあるとして、近く経済部と財政部に調査を求めると表明した。25日付工商時報が報じた。

 中龍鋼鉄は日韓メーカーによるH形鋼の台湾市場価格が1トン当たり750米ドル以下で、日本市場での同830米ドル、韓国市場の同930米ドルより大幅に安価で、しかも台湾メーカーの850米ドルより100米ドル以上安いと指摘した。

 日韓のH形鋼の台湾販売量は今年1~11月で5万5,612トンと、前年同期比で5割以上増加し、中龍鋼鉄や東和鋼鉄企業(東鋼)は設備稼働率を6割まで引き下げている。