ニュース 電子 作成日:2012年12月25日_記事番号:T00041225
施顔祥経済部長は24日、今後3年間で台湾におけるスマートフォン用アプリケーションプロセッサー(AP)のサプライチェーン形成促進に20億台湾元(約58億円)近い予算を投じると表明した。「台湾で受注、海外で生産」という傾向が進み、域内の就業、投資、輸出に悪影響を及ぼしている現状を改善する意図から、スマートフォン産業の域内生産化を図る構えで、すでに聯発科技(メディアテック)のプロジェクトが経済部の審査を通過したもようだ。25日付経済日報が報じた。
経済部が先ごろ行政院に提出した「ハイエンドAP推進プラン」によると、経済部、国家科学委員会(国科会)、教育部が計19億4,000万元の予算を編成し、人材育成、研究開発(R&D)、製造といった産業チェーンの台湾現地化を図る方針だ。
スマート型ハンドヘルドデバイスの普及が世界的に進む中、経済部はアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルの台湾生産化を進めているが、今回さらにAPを追加した形で、施経済部長は「台湾の重要部品に関する技術力向上のほか、台湾投資、就業状況の改善につながる」と強調した。
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