交通部データ処が発表した11月の自動車新規登録台数は、昨年同期比10.3％減の２万3,554台となった。今年１～11月の累計登録台数は29万9,366台で、昨年同期比は10.8％減で、同期の数字としては、過去20年で最悪となった。４日付経済日報が報じた。
和泰汽車は主力の国産車、アルティスのモデルチェンジによる売りつくしセールで10月には２割の成長となったが、11月は在庫切れとなって18.7％減少し、市場全体の数字を引き下げた。
来年１月から全面実施となる第４期排ガス排出基準を通過できず、年内で域内生産が停止される裕隆日産汽車のマーチ、福特六和汽車のティエラ、中華汽車工業のフリーカ、太子汽車のソリオなどが、12月は在庫一掃セールを行うとみられ、単月の自動車新規登録件数は２万5,000台、通年では32万～32万5,000台が見込まれる。
