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エバー航空、張国煒総経理が董事長に昇任


ニュース 運輸 作成日:2012年12月26日_記事番号:T00041238

エバー航空、張国煒総経理が董事長に昇任

 航空会社大手、長栄航空(エバー航空)は25日の董事会で、張国煒総経理が董事長に昇任する来年1月1日付人事を承認した。総経理は鄭伝義・企画室副総経理が引き継ぐ。26日付工商時報などが報じた。

 張国煒・新董事長は、▽世界最大の航空連合、スターアライアンスへの早期加盟(今年3月に加盟に向けた協定に調印済み)▽機体の刷新▽航空宇宙事業──の積極推進を掲げた。

 張国煒氏は、長栄集団(エバーグリーン・グループ)の張栄発総裁の末子(四男)。2011年の総経理就任後、ハローキティの機体デザインやアメニティ採用の「ハローキティジェット」を再就航したり、今年6月にニューヨーク直航便を週5便に増便して搭乗率を大幅に向上させた実績がある。

 張国煒氏の就任で、世界で初めて機長の資格を持つ董事長が誕生する。1970年生まれの42歳。復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)の林明昇董事長(39歳)とともに台湾の航空会社の若返りと指摘されている。