ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年12月26日_記事番号:T00041243
国際鉄鋼市場の回復傾向を受け、中国鋼鉄(CSC)は春節(旧正月、来年は2月10日)連休期間中、一部生産ライン以外は通常通り生産することを決めた。川下の燁輝企業(YP)、盛餘(SYSCO、センユースチール)も通常生産を決め、設備稼働率は8~9割まで上昇する見通しだ。26日付工商時報が報じた。
CSCは、鋼板や線材など一部生産ラインを2~3日停止するが、熱延、冷延、溶融亜鉛めっき、電気亜鉛めっきコイル、電磁鋼板など大部分は通常通り稼働する。減産幅を現在の15%から縮小し、設備稼働率は90%に上昇する見通しだ。
CSCは来年1~2月の台湾域内向け受注が満杯で、海外向けも近く満杯となる勢いだ。来年第1四半期の受注量は前期比10%増加が見込める。
CSC傘下の中鴻鋼鉄も、来年1月の受注が20万トンを超え、2月の輸出向けも悪くないと見込み、春節連休期間中は熱延の生産ライン停止を4~5日に縮小し、ほかは通常生産すると決めた。
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