ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年12月26日_記事番号:T00041244
中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は25日、2013年1月の熱延製品、冷延製品、亜鉛めっきコイルなど大口鉄鋼製品価格を、台湾域内向けで1トン当たり450~500台湾元(約1,320~1,470円)、輸出向けで同10~20米ドル値上げした。値上げ幅は平均で2.32~2.38%。鉄鉱石の国際価格上昇と、中国の公共建設需要への期待感による川下での需要拡大を受けての措置で、値上げは2カ月連続だ。26日付工商時報が報じた。
中鴻の価格引き上げを受けて、めっき鋼大手、燁輝企業(YP)と盛餘(SYSCO、センユースチール)、鋼管大手の美亜鋼管廠(メイヤー・スチール・パイプ)など川下メーカーも今週、1月の台湾市場向けで追随値上げを行うと表明した。
陳玉松・中鴻董事長は、鉄鉱石とスラブ価格が上昇し、2月分のビレットについてはオファー価格の提示が一時中断されていると原料調達の困難さを指摘した。その上で、今後の鉄鋼市場が好感視される中、最近は台湾でも中国でも需要が増加しており、流通価格が値上がりしていると語った。
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