ニュース 電子 作成日:2012年12月26日_記事番号:T00041249
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下のタッチパネルメーカー、英特飛科技(ゼネラル・インターフェース・ソリューション)はこのほど、ロール・ツー・ロール製法によるフォトリソグラフィ工程を導入し、静電容量方式薄膜タッチパネルの生産能力を増強する計画を明らかにした。増強規模は未定だが2倍以上に拡充する可能性もあり、早ければ2013年第3四半期に量産に入る。26日付電子時報が報じた。
英特飛の薄膜タッチパネル月産能力は現在約100万枚で、従来型の印刷工程を採用している。鴻海は英特飛の生産能力拡充により、タッチパネルの生産コスト引き下げを図り、スマートフォンの世界的大手ブランドからの受注をさらに増やしたい考えとみられる。
タッチパネルは現在ガラス式が主流だが、業界関係者は「薄膜製品はスマートフォンなど小型製品への応用で競争力を備えている。フォトリソグラフィ工程は高い技術を必要とするが末端製品のスリムベゼル(枠)化に対応でき、モジュールコストがガラス式に比べて約10%安い」と指摘した。
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