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ライトンのLED照明事業、エピスターと提携で大幅増収


ニュース 電子 作成日:2012年12月26日_記事番号:T00041253

ライトンのLED照明事業、エピスターと提携で大幅増収

 光電関連製品大手、光宝科技(ライトン・テクノロジー)は、晶元光電(エピスター)などと合弁で、中国・江蘇省常州市に設けた晶品光電が生産する発光ダイオード(LED)チップを使ったLED照明向け部品が好調で、下半期以降に受注が爆発的に増加。今年、同部品の売上高は前年比3〜4倍に成長する見通しとなっている。晶品光電は来年、さらに有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置を増やす方針とされ、ライトンのLED照明事業売上高も2けた成長を維持するとみられている。26日付電子時報が報じた。

 ライトンによると同社は今年、常州市に設置している「華東営運中心」の事業で成長が著しく、蛍光灯、電球など室内照明向けのLEDパッケージ・モジュール製品が主に日本、欧州、米国などの照明ブランドから受注を獲得。さらにライトン傘下のLED照明器具メーカー、光林電子(レオテック)も華東営運中心に生産を委託している。

 また2011年第3四半期に生産を開始した晶品光電は、10〜11台のMOCVD装置を導入し、安定した量産を続けている。さらに来年はエピスターが買収した広鎵光電(ヒューガ・オプトテック)が保有する7台を晶品光電に移転する計画とされる。