ニュース 電子 作成日:2012年12月27日_記事番号:T00041278
台湾積体電路製造(TSMC)は26日、中部科学工業園区(中科)の拡張用地(旧大肚山弾薬分庫)に18インチウエハー工場を建設する計画について、環境影響評価や健康リスク評価に関する初の説明会を開いた。会場には地元の住民や議員が抗議に訪れた。27日付工商時報が伝えた。
行政院経済建設委員会(経建会)は今年6月、中科の拡張用地に充てるため、旧大肚山弾薬分庫の53.63ヘクタールの用地を買収。主にTSMCの新工場建設に充てられることになっている。TSMCによる投資額は4,000億台湾元(約1兆2,000億円)が見込まれる。
計画によれば、TSMCは2014年第1四半期にも工場建設に着手したい構えで、中科管理局が現在、地目変更の申請や環境アセスメント影響評価を来年末までに終えるため、準備作業に入っている。
説明会では地元住民が「中科の一部工場は夜陰に乗じて汚水を排出しているほか、大気汚染や騒音などの問題を引き起こしている」などとして、計画に反対する抗議行動を行った。
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