ニュース 金融 作成日:2012年12月28日_記事番号:T00041296
元大金控傘下の元大宝来証券は27日、子会社の元大証券亜洲金融を通じ、ベトナムの証券会社、デニャット(第一)セキュリティーズ(本社・ビンズオン省)の未保有株式の取得を申し入れることを決議した。来年第2四半期までに買収を完了したい構えだ。28日付工商時報が伝えた。

元大金控は2007年にデニャットに出資したが、現地の出資規制で過半数株式を取得できずにいた。しかし、ベトナム金融当局は今年9月、未上場の証券会社に対する出資規制を撤廃し、100%子会社化が可能となった。元大金控は台湾とベトナムの監督機関による同意を得た上で、株式取得に乗り出す。
元大金控はデニャットに44.68%を出資する筆頭株主で、現地デベロッパー、べカメックス(BECAMEX)が約37%を出資する2位株主。べカメックスは既に元大の申し入れを受け入れる意向を固めている。デニャットの資本金は約4億2,000万台湾元(約12億5,200万円)で、元大金控が未保有株式を取得する費用は最大で5億元とみられている。
元大金控は昨年、シンガポールのキムエン・ホールディングスに対する持ち株約29%を売却し、東南アジア事業を縮小していた。
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