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「大中至正」いよいよ6日撤去か、
緊張高まる


ニュース 政治 作成日:2007年12月5日_記事番号:T00004136

「大中至正」いよいよ6日撤去か、
緊張高まる

 
 台北市の台湾民主紀念園区(中正紀念堂)の正面楼門に掲げられた、故蒋介石総統をたたえる「大中至正」の文字と、建物本体の「中正紀念堂」という表示の撤去工事が、6日未明に行われるとの観測が強まり、抗議の市民が集まって来て緊張が高まっている。

 台湾民主紀念園区には数日前から、中央政府の派遣する保安警察160人が警備している。一方で、撤去に抗議するため交代しながら24時間の座り込みを続ける市民らの姿もみられ、取材に訪れた台湾のテレビ局に対し、男性が「撤去するなら私を殺してからにしてくれ」と訴える一幕もあった。

 第三社会党の楊偉中スポークスマンは市民十数名と「維和部隊」を結成、与野党が総統選挙前のデリケートな時期に争う問題ではないと語り、万一衝突が起これば全力で阻止したいという考えを語った。