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作成日：2007年12月5日_記事番号：T00004138
「公務員昇給で内需に刺激を」、中経院が提言
中華経済研究院（中経院）は４日、2008年の経済成長率などの予測を発表し、ＧＤＰ（域内総生産）実質成長率は4.16％、消費者物価指数年伸び率は2.01％、民間消費成長率は3.08％になるなどとした。５日付聯合報が報じた。
中経院では、来年台湾の主要な輸出相手国の経済成長率が全て低調と予測されるため、輸出が不調になると見ている。このため政府は経済成長維持のため、内需を刺激する政策をとるべきだと提言した。
中経院の提言は２点で、一つは公務員の昇給。600万で～700万人の公務員は長らく昇給が実施されておらず、内需の起爆剤となり得るとの見方だ。もう一つは台湾元の為替レートの引き上げだ。中経院は、来年の対米ドル為替レートは通年平均で１米ドル32.07元と予測している。
