ニュース 石油・化学 作成日:2013年1月3日_記事番号:T00041414
台湾中油(CPC)は、高付加価値石油化学製品の生産拡大を進めており、提携覚書(MOU)を結んでいる三菱商事および三井物産との投資額が合計330億台湾元(約990億円)に上ることが明らかになった。3日付工商時報などが報じた。
同紙によると、CPCは三菱商事と年産能力16万トンのアクリル酸(AA)工場(投資額150億元)、同10万トンのアクリルエステル(AE)工場(同100億元)を、三井物産と同5万トンのメチルメタクリレート(MMA)工場(同80億元)の建設を計画している。
CPCによると、MMAは液晶パネルや発光ダイオード(LED)などに使用されるポリメチルメタクリレート(PMMA)の原料で、PMMAの新工場は多く計画されているが、川上のMMAは生産能力の増加が限られており、有利な相場が期待できるという。
また林聖忠CPC董事長は、石油化学製品の高付加価値化を進めるに当たり、台湾域内の15の研究機関などとの産学連携を結ぶなど、研究開発(R&D)の拡大に注力していると説明。2016年までに関連企業3社を設立して年間売上高700億元とし、さらに21年までに5社を追加すれば8社の年間売上高1,200億元以上が見込めると語った。
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