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ボーナスはポルシェ、台中の印刷会社が大盤振る舞い


ニュース 社会 作成日:2013年1月4日_記事番号:T00041422

ボーナスはポルシェ、台中の印刷会社が大盤振る舞い

 今年の春節(旧正月)ボーナスとして、特に業績の良かった従業員にポルシェ、アウディ、トヨタなどの高級自動車を支給する太っ腹な印刷会社が存在する。

 張訓嘉さんが1997年に台中市で創業した印刷会社、健豪印刷は小さなプレハブ工場で5人の従業員からスタートした。

 ポスター、カタログ、名刺などの印刷を手がけ、初年度から利益を挙げる好調な滑り出しを見せた。しかしその後、急速な成長を目指して1件1万台湾元以上の案件のみ受注することに決めたものの、企業の中国移転が進んで顧客の倒産が相次ぎ、売掛金の回収が困難となったことから3年目に600万元の赤字を抱えてしまった。

 これをきっかけに4年目からは数十元、数百元の注文を受けるようになり、リスクを避けるため支払いは現金のみとした。さらに自社開発ソフトを利用してインターネット・マーケティングを導入するなど人件費の徹底的な削減に努め、相場を大きく下回る価格で受注したことから同社は順調に成長。現在では台湾全体のシェアが名刺印刷で43%、自動車ディーラーや不動産仲介業のDMでは80%に上るまでになった。

 印刷工場も全土に5カ所、従業員数も400人以上に増えた同社では5年前から業績優秀な従業員に対する春節ボーナスの大盤振る舞いを開始。1年目はベンツ5台、2年目はベンツ3台、ポルシェ1台、3年目はベンツ2台、ポルシェ2台とその内容は年々豪華になっていき、今年はポルシェ2台、アウディ6台、トヨタ2台が提供される。

 その他の従業員にもボーナスとして4〜16カ月分が支給されるほか、250テーブルを用意した尾牙(忘年会)も計画している。

 社長の張さんは「会社が稼いだ金は従業員の努力が生み出したものだ。資金が不足しているわけでもないなら、従業員に還元するのが一番だ」と語る。社長には会社への求心力向上と優秀な人材を引き止めたいという考えもあるようだが、実際に効果を挙げているのか知りたいところだ。