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バランス型ファンド
、債券購入を義務付け


ニュース 金融 作成日:2007年12月5日_記事番号:T00004143

バランス型ファンド
、債券購入を義務付け

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)は4日、債券市場の活性化を目的として、バランス型ファンドに株式だけでなく、債券の購入を義務付けると発表した。5日付経済日報が伝えた。

 バランス型ファンドの投資ポートフォリオはこれまで株式に偏っていた。このため、金管会は「証券投資信託基金管理弁法」を改正し、バランス型ファンドに株式、債券、固定収益証券への投資を純資産の70%以上に保つよう義務付けた。今回の見直しは、毎日の取引高が1,000億台湾元(3,400億元)に満たない債券市場をてこ入れすることが狙いだ。金管会は取引が低調な社債、金融債市場の活性化につながると期待している。

 業界団体の統計によると、台湾にはバランス型ファンド77本が存在し、総資産は1,211億元。国際投資型ファンドを除くと、域内向け投資ファンドは60本で、総資産は913億元。