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カナダの特恵関税国見直しへ、韓国除外で台湾に恩恵も


ニュース その他製造 作成日:2013年1月4日_記事番号:T00041435

カナダの特恵関税国見直しへ、韓国除外で台湾に恩恵も

 カナダ政府は現在、開発途上国からの輸入品に適用する一般特恵関税(GPT)の対象国・地域から韓国、香港、シンガポールを除外する方向で検討しており、実際に対象除外となれば、台湾は恩恵を受ける見通しだ。4日付工商時報が伝えた。

 このうち韓国はカナダに紡織品、自転車、加工機械、プラスチック素材などを輸出しているが、特に紡織品分野で台湾と競合している。

 カナダ政府は1人当たり国民所得が年2万米ドル以上、貿易規模が世界全体の貿易額の1%を超えた国をGPTの対象から除外するとの基準を定めており、10年に1度の対象国見直しに向け、2月15日まで意見公募を行っている段階だ。新たな対象国リストは来年7月までに発表される予定だ。

 紡織品では最恵国待遇(MFN)による関税率とGPTによる関税率で平均3.51ポイントの差がある。例えば、男性用ワイシャツはMFNによる関税率が18%なのに対し、GPTによる関税率は10%となっている。韓国がGPT対象国から除外されれば、韓国製品に適用される関税率が上昇するため、台湾製品に競争空間が生まれる。

 台湾経済部の梁国新次長(次官)は「台湾の紡織業界にとっては朗報だ」と述べた。