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CSC、ステンレス事業参入計画


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2013年1月4日_記事番号:T00041436

CSC、ステンレス事業参入計画

 中国鋼鉄(CSC)がステンレス事業への参入を計画しており、現在は試験生産に入っていることが明らかになった。CSCの主管によると、試産の結果が良好であれば将来的には台湾内外の風力発電設備や海底ケーブル、石油化学業におけるダクトなどの設備向け特殊ステンレス市場をターゲットに国際競争力を高める方針だ。4日付工商時報が報じた。

 宗志育CSC総経理は、10年ほど前にも400系列ステンレスビレットの生産を試みたが、当時コストが高く試産段階で計画を中断したと説明。今回再度試産に踏み切った背景には、生産品目を増やし競争力向上を図る狙いがあると語った。既に昨年11、12月の2カ月でステンレス鋼スラブ半成品58本の生産に成功している。今後圧延工場でステンレスに加工した後、川下メーカーの協力を得て調理器具材料などとしての供給を予定している。3月にも試産を計画しているが、生産量は未定だ。

 CSCがステンレス事業に正式参入すれば同業最大手の燁聯鋼鉄(YUSCO)と競合することになる。YUSCOの林義守董事長は「自由市場なので参入を阻止することはできない」と語る一方で、「現在台湾域内市場は飽和状態にあり、CSCが参入すれば産業全体にマイナスの影響を与える」とけん制した。