ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

山陽、ポリシリコンの量産に成功


ニュース その他製造 作成日:2007年12月5日_記事番号:T00004146

山陽、ポリシリコンの量産に成功


  台湾半導体(台半)が出資する、太陽エネルギー産業用多結晶シリコン(ポリシリコン)メーカーの山陽科技が、台湾メーカーとして初めてポリシリコンの量産に成功した。同社が進出している宜蘭県利沢園区の幹部が明らかにしたもので、太陽エネルギー産業が原料不足に悩まされる中で大きな意義がある。5日付経済日報が報じた。

 山陽の海外チームはすでに数トンの試作品を完成させており、この技術を受け、早ければ来年中旬には同園区で量産に入り、初年度は6,000トンの生産を計画している。 

 業界関係者によると、年生産能力6,000トンは、600メガワット(MW)を生み出す太陽エネルギーシリコンウエハーの生産量に相当する。これにより台湾の2大太陽光発電用多結晶シリコンウエハーメーカーの緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)と中美セキ晶(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ、セキは石へんに夕)は、来年安定した原料供給源を確保できることになる。