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台湾の認知症患者、推定19万人を突破


ニュース 社会 作成日:2013年1月9日_記事番号:T00041497

台湾の認知症患者、推定19万人を突破

 財団法人消費者文教基金会(消基会)と社団法人台湾失智症協会はこのほど、台湾における認知症患者数が昨年末時点で19万人を突破したとの推計を示した。その上で、台湾失智症協会の湯麗玉秘書長は、現在患者1人を7人の若者が支えている状態だが、2046年には患者が62万人に増え、若者1人が患者1人を支えなければならなくなるとして政府に対し認知症向け介護施設の増設など早急な対策を呼びかけた。9日付自由時報が報じた。

 今回の推計は2004年に行われた認知症有病率調査を基に割り出したもので、現在65歳以下で約2万人、65歳以上で約17万人の認知症患者が存在するとみられる。

 また湯秘書長は、現在患者の4分の3は老化による記憶力低下と見なされて医師による診断を受けていないと指摘、政府に広報活動の強化も求めた。

 同協会では、認知症予防や症状の進行を遅らせる対策として▽運動をする▽頭を使う▽社交的な活動をする──などのほか、野菜や果物、雑穀類、深海魚やオリーブオイルを多く摂取する「地中海風の食事」を提唱している。

 また、認知症患者とコミュニケーションを取る際には絶対に怒らないことが重要なほか、家庭では金銭の保管、患者の薬の服用時間や量などに注意が必要と話している。