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甲子園準優勝の「嘉農」描いた映画、大沢たかおも出演


ニュース 社会 作成日:2013年1月10日_記事番号:T00041522

甲子園準優勝の「嘉農」描いた映画、大沢たかおも出演

  日本統治時代の1931年、現在の夏の甲子園に当たる全国中等学校優勝野球大会に出場し、準優勝を果たした嘉義農林(現国立嘉義大学)野球部を描く映画『KANO』の撮影が順調に進んでおり、日本から大沢たかお、永瀬正敏、坂井真紀、伊川東吾といった実力派俳優が出演することが明らかになった。

 嘉義農林では当時、日本人、漢人(台湾人)、先住民(高砂族)混成の野球部が結成され、愛媛県立松山商業学校(現・松山商業高等学校)などの監督経験を持つ近藤兵太郎監督の指導の下、甲子園を目指した。

 映画『セデック・バレ』『海角七号』などを手掛けた魏徳聖監督が7年ほど前、「嘉農ナイン」が準優勝するまでの物語を知って感銘を受け、映画化を決めた。同氏はプロデューサーとして制作に参加、『セデック・バレ』にも出演し、俳優としても活躍する馬志翔監督がメガホンを取っている。

 映画の中で、同時代にアジア最大級の利水ダム「烏山頭ダム」を建設し、今も台湾で尊敬を集める日本人技師、八田與一氏を演じる大沢たかおは「この役を通じて八田氏のように自分も日台の架け橋になりたい」と語る。八田氏ゆかりの地を実際に訪れて役作りに励んでいるそうだ。

 馬監督は大沢のキャスティングについて、台湾でも人気となった主演ドラマ「JIN―仁―」で見せた前向きな演技や「偉人向き」の外見に「この人しかいないと感じた」と語った。

 そのほか、日本からは野球部の近藤監督に永瀬正敏、その妻を坂井真紀、父親役を伊川東吾が演じる。

 映画は昨年11月にクランクイン。野球部員役には全員一般人を起用し、主要部員には馬監督自らが撮影開始の2カ月前から演技指導を行った。撮影は▽台中▽嘉義▽台南▽高雄──などでのロケが順調に進んでおり、クランクアップは来年3月、上映は14年の春節(旧正月)を予定している。