ニュース 石油・化学 作成日:2013年1月10日_記事番号:T00041530
台湾中油(CPC)の林聖忠董事長は9日、中国の中国石油天然気集団(中国石油)と合弁で中国・福建省などで「ダブルブランド」のガソリンスタンド(GS)展開を計画しており、「当初は最大200カ所で合意に達しており、既に4、5カ所について視察・検討を終えている」と語った。春節(旧正月、今年は2月10日)以降、さらに交渉を加速させたい考えだ。10日付工商時報が報じた。
林董事長は、現在福建省で販売されているガソリン・ディーゼル油は中国東北地方から運ばれているため、台湾から輸送した方がコストが安い上、CPCの製品は品質が高く、GS展開には高い将来性が見込めると語った。
ただ中国では現在、外資との合弁によるGS展開は「外資の持ち株比率が49%を超えてはならない」と規定されており、過半を出資して経営の主導権を握りたいCPCは、経済部に対し関連規制の緩和を中台間のサービス貿易協定の締結交渉に盛り込むよう求めている。
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