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富士康、特許侵害訴訟で勝訴可能性高まる


ニュース 電子 作成日:2007年12月5日_記事番号:T00004154

富士康、特許侵害訴訟で勝訴可能性高まる

 
 鴻海集団傘下の携帯電話受託生産大手、富士康控股(フォックスコン・インターナショナル・ホールディングス)が、中国の携帯電話メーカー比亜迪(BYD)を相手取り起こした特許権侵害訴訟で、知的財産権認定機関から原告に有利な報告書が北京高等法院に提出され、富士康側が勝訴する可能性が高まった。5日付経済日報が伝えた。

 比亜迪は携帯電話関連業務の香港上場を目指しており、富士康控股にとっては、中国市場での主要なライバル企業。裁判の動向は、比亜迪の香港上場スケジュールにも微妙な影響を与えるだけに、業界の関心を集めている。

 富士康は弁護団は、比亜迪の特許権侵害が証明できるかどうか、報告書の内容を検討している。比亜迪は広東省深?市を拠点とする民間企業で、充電池の生産を主力とするが、2003年から携帯電話部品の生産、組み立てに参入した。