ニュース 社会 作成日:2013年1月14日_記事番号:T00041577
台湾苯乙烯工業(台湾スチレンモノマー)の経営陣が会社資産を横領していた疑いが強まり、台北地方法院検察署は13日までに、以前同社の董事長を相次いで務めた張鍾潜容疑者、劉正元容疑者の2人を含む5人を逮捕した。同法院は5人の保釈を認めたが、検察側は不服として抗告した。14日付中国時報が伝えた。

台湾地方法院検察署に出頭した元董事長の張鍾潜容疑者(中央)は、記者らからの質問に何も答えなかった(11日=中央社)
調べによると、張容疑者らは架空取引をでっち上げるなどして、過去10年にわたり会社資産を横領していたとして、背任などの疑いが持たれている。2002年から長期にわたり、同社と海外子会社の架空取引で3億台湾元(約9億3,000万円)以上を横領したほか、張容疑者のあっせんで10年に同社に出資した証券アナリストの孫鉄漢容疑者も同社資金で「天籟温泉会館」の株式を5億元で取得し、リベート2,000万元を受け取るなどしていた。容疑者らが横領した資産は総額10億元を超えるとみられる。
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