ニュース 社会 作成日:2013年1月15日_記事番号:T00041600
服役中の陳水扁前総統を毎週診察している馬偕紀念医院・精神科の医師、陳喬琪氏はこのほど中国時報に対し、「昨年5月に初めて診察した際、既に陳前総統の精神は崩壊しているとの疑いを持った」と語り、その重要な原因となったのは国務機密費の不正流用事件で手錠をかけられたことにあると指摘した。15日付中国時報が報じた。
昨年3月、精神面の健康に懸念があると判断された陳前総統の家族は、信頼する医師の黄富源氏(台湾大学医院小児科)に精神科医の紹介を求め、黄氏が同4月、陳医師に診察を依頼したという。
1回目に診察した際、陳前総統は「中国の歴史では朝廷が交代した後、以前の権力者一族が抹殺されるということが何度もあった」と何度も繰り返し、政治的粛清に対する恐怖心を示したほか、握手した手のひらが汗で濡れていたという。このことから陳医師は陳前総統が自律神経失調症にあり、既に精神が崩壊しているのではないかと考えたという。
陳医師は、「優秀な弁護士で8年も総統を務めながら、自分では無実と信じる罪で手錠をかけられ、あらゆる方法で潔白を証明しようとしたが3年にわたり結果が実らず、精神的にまいってしまった」と分析した。
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