ニュース 機械 作成日:2013年1月16日_記事番号:T00041633
工作機械の業界団体、台湾区機器工業同業公会(TAMI)によると、台湾工作機械業界の2012年の輸出額は前年比5.9%増で過去最高の42億3,600万米ドル(速報値)となり過去最高を更新、イタリアを抜いて世界3位となった。16日付工商時報などが報じた。

12年の最大の輸出相手国は中国で、輸出額は前年比1.2%増の14億3,100万米ドルで全体の33.8%を占めた。2位は米国で、製造業の同国Uターンの恩恵により50.6%増の5億3,300万米ドルと大幅な伸びとなった。3位はタイの2億6,600万米ドルで、輸出成長率は50.2%と米国並みの高い伸びを記録した。
TAMIでは、今年は米国のエネルギー、航空宇宙、自動車の各業界向けの需要が期待できることから、工作機械の輸出成長率は5~10%を予測している。
しかし、王正青・同公会秘書長は、韓国メーカーは自由貿易協定(FTA)によって欧米への輸出に際し製品に関税(2〜5%)が適用されない一方で、台湾メーカーは関税を負担しなければ受注できない状況にあること、さらに日本円安が10%以上進行していることを挙げ、台湾メーカーの競争力に不利な要因として懸念を示した。
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