ニュース 石油・化学 作成日:2013年1月21日_記事番号:T00041709
中国では今年、高純度テレフタル酸(PTA)の生産能力が年1,330万トン増える見通しで、東アジアで供給過剰が懸念されている。このため、台湾のPTAメーカー各社は川下メーカーに対し、価格算定方式の見直しを打診し、赤字拡大を回避しようとしているもようだ。21日付蘋果日報が伝えた。
台湾のPTA業界は、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、東展興業、中美和石油化学(CAPCO)、亜東石化(OPTC)が大手4社として知られる。
証券業界の試算によると、PTAを1トン生産するのに原料のパラキシレン(PX)を0.67トン必要とするが、中国のPTA増産でPXの需要が拡大してもPXの生産能力の伸びが追い付かないため、PXの供給不足で原料コストの上昇が懸念される。このため、台湾PTAメーカーはPX価格と連動する価格算定方式の採用を川下メーカーに打診しているという。
PTAメーカー関係者は「聞いている。ただ川下メーカーが受け入れるかどうかは市場の需給関係による」と話した。
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