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世界的デザイナー、ブランド名の商標登録却下


ニュース 社会 作成日:2013年1月22日_記事番号:T00041726

世界的デザイナー、ブランド名の商標登録却下

  オバマ大統領夫人のイブニングドレスをデザインしたことで一躍世界的にその名が知られるようになった台湾出身のデザイナー、ジェイソン・ウー(呉季剛、30歳)さんが台湾で「ミス・ウー(MISS WU)」というブランド名を商標登録しようとしたところ、「台湾人に『独身女性の呉さん』と認識される同商標には独創性がない」などとして却下され、その後ウーさんは智慧財産法院(知的財産裁判所)に訴えたものの、このほど敗訴が言い渡された。

 ウーさんは昨年、それまで展開していたブランド「ジェイソン・ウー(JASON WU)」に続く、60年代レトロ風デザインの衣類を比較的リーズナブルな価格で提供する新たなサブ・ブランド「ミス・ウー」を立ち上げた。

 同ブランドのドレスは、既にミシェル・オバマ大統領夫人が公式の場で何度も身に付けたほか、台湾の馬英九総統夫人、周美青さんも昨年の建国記念式典で白と黒の「ミス・ウー」をまとって登場し、話題を集めた。

 なお同ブランド名は既に欧米では商標登録が認められ、今月から米国で一般販売が始まっている。

 台湾での申請が却下されたことに対し、ウーさんの兄、呉季衡さんは「ジェイソンがこのブランド名を使ったのは自分が台湾に出自を持つことを示すためで、認められないのは理解できない」と不満を述べ、台湾デザイン界からも「ばかな判決だ。裁判官は彼が誰だか知っているのか?」などと批判が上がっている。

 しかしこれに対し智慧財産法院の報道官は「裁判官は当然、呉さんが『台湾の光』であることを知っている。裁判所としてもできれば彼に勝訴させたいが、判決は法律に基づいて下さなければならない」と説明した。

 ただある弁護士は、まず台湾でブランドショップをオープンし、知名度を上げた後、「ミス・ウー」が消費者に熟知され、識別性が高いことを証明するデータを提出すれば、今後、登録が認められる可能性もあると指摘している。