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作成日：2007年12月6日_記事番号：T00004173
万泰銀に米ＳＡＣ側役員就任、
増資手続き大詰め
財務状況が悪化した万泰商業銀行は５日、臨時株主総会を開き、増資引き受け先の米投資会社のＳＡＣプライベート・キャピタル・グループが改選された役員枠７人を全て獲得した。米ＧＥマネーから派遣された役員２人も再選された。これにより、順調に行けば、ＳＡＣとＧＥマネーによる９億米ドルの増資が年内に実施される見通しとなった。同行は今後２社が共同経営を行う。６日付経済日報が伝えた。
董事長には退任した胡建助董事長代理に代わり、ＳＡＣ陣営のサイモン・ウィリアム氏の就任が内定している。胡建助氏は総経理として留任する予定だ。
これに先立ち、行政院金融監督管理委員会（金管会）は同行に対し、年内に増資を実施できない場合、公的管理への移行も辞さない姿勢を示していた。
