ニュース 電子 作成日:2013年1月22日_記事番号:T00041743
先ごろ、経営再建中のメモリーメーカー、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)が予定しているP3工場(12インチウエハー)の売却に関連し、複数のニッチ型メモリーメーカーが共同で購入に乗り出すとの報道が出たが、その背景には将来的な受託メーカーの生産能力不足への懸念があるとされる。これに対し、このほど汎用型DRAMからの撤退を表明した南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)の高啓全董事長は、「台湾の12インチウエハー生産能力は不足していない。当社が抱える5万5,000枚の生産能力で、42・30ナノメートル製造プロセス、さらには今後、米マイクロン・テクノロジーから授権する20ナノプロセスを提供できる」と強調した。22日付電子時報が報じた。
同紙によると、パワーチップのP3工場共同購入に加わるとされる晶豪科技(エリート・セミコンダクター・メモリー・テクノロジー)は、生産委託先の安定確保を目的とし、既に董事会で同計画への投資および、パワーチップと「設備売買契約」、「生産委託契約」を交わすことを決議しているという。
しかし南亜科技の高董事長は、「既にエリートや鈺創科技(イートロン・テクノロジー)からメモリーの生産委託を受け、評価を獲得している」とした上で、今年第3四半期までに12インチ工場5万5,000枚の生産能力のうち4万枚分を30ナノプロセスに移行、残り1万5,000枚分を42ナノとし、必ず顧客に十分な生産能力を提供する」と強調した。
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