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マクドナルドの宅配サービス、台湾語通じず


ニュース 社会 作成日:2013年1月23日_記事番号:T00041749

マクドナルドの宅配サービス、台湾語通じず

 ファストフード最大手のマクドナルドが、今週から宅配サービスのコールセンターを中国に移転したことで、発音が分かりにくい、住所の確認だけで時間を要する、台湾語が通じないなど利用者から多くの問題点が指摘されており、「コスト削減のためにサービスの質を犠牲にしている」と批判を浴びている。

 台湾マクドナルドは近年、宅配サービスの拡大に積極的に取り組んでおり、1日に平均4,000〜5,000件の注文を受けている。同サービスの注文受付業務はこれまで台湾の「優勢客服」が請け負っていたが、このほどコスト低減のため人件費の安い中国にコールセンターを構える香港の企業に変更された。

 市民からの投書を受けた蘋果日報の記者が実際に同サービスの注文窓口に電話してみたところ、中国風の発音の女性担当者がすぐに電話番号と氏名を聞いてきた。そこで記者が台湾語で「陳(タン)」と答えると、相手は「登(ダン)さんですか?」と繰り返し、コミュニケーションが取れなかったため、最終的に「台湾語での注文は受けられません、中国語(北京語)でお願いします」と告げられたという。

 こういった問題に対し、マクドナルドは「中華圏での将来的なサービス拡大を考慮してコールセンターを中国に移転した。注文の際に不満な点があった場合は、専用の電話番号に連絡してほしい」とコメントしている。

 なお、かつて同様に中国で宅配注文を受けていたケンタッキーフライドチキン(KFC)でも、中台の発音の違いから別の住所に配達され、客のもとに商品が届かなかったなどのトラブルが報告されたため、台湾での受付に戻したそうだ。