ニュース 電子 作成日:2013年1月24日_記事番号:T00041791
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の中国子会社、富士康国際(FIH)は23日、主要顧客であるノキアやモトローラ・モビリティからの受注減少や、コスト上昇による粗利益率低下などによって12年通年の業績が赤字に転じると発表した。24日付経済日報が報じた。
富士康の11年売上高は63億5,400万米ドル、純利益は7,284万米ドルだったが、12年上半期の売上高は25億400万米ドル、純損失2億2,600万米ドルと大幅に悪化していた。下半期は傘下の奇美通訊(CMCS)台南工場の資産売却により1,533万米ドルを計上したことや、営業効率の上昇、コストの合理化およびリソースの改善を図ったため、上半期ほどの損失は計上しないと説明している。
富士康の今後の見通しについて多くの証券会社は好感している。花旗環球証券(シティグループ・グローバル・マーケッツ)は、現在アマゾン・ドット・コムやグーグル、マイクロソフトなどのインターネットサービスやソフトウエアメーカーがスマートフォン市場に進出していると指摘。これらメーカーは生産ラインを持たないため、垂直統合の生産ラインを持つ富士康は大口受注獲得のチャンスがあるとし、設備稼働率が80%まで上昇すれば、営業利益率は2%まで改善するとの見方を示した。
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