ニュース 石油・化学 作成日:2013年1月28日_記事番号:T00041839
行政院が台湾中油(CPC)第5ナフサ分解プラント(高雄市楠梓区、通称五軽)を2015年に閉鎖する方針を打ち出す一方、CPCが同プラントの跡地を「グリーンエネルギー園区」として整備し、高付加価値の石油化学製品を生産する計画を示し、地元住民が反発を強めている。28日付聯合報が伝えた。
閉鎖時期が2年後に迫る中、CPCは「必ず移転する」との立場を表面的には維持しているが、社内には「開発小組(小委員会)」を設け、座談会などを通じてグリーンエネルギー園区の開発構想を打診している。
構想は同プラントを「石油化学高付加価値化・クリーンエネルギー産業の開発ハブ」とし、バイオエネルギーなどを開発し、川下メーカーと付加価値が高い石油化学製品やバイオマス熱分解などで戦略提携を結ぶとの内容だ。
これに対し、地元住民は「CPCは残留するために文字遊びをしている」「妥協の余地はない。移転の約束を守れ」と強く反発している。地元住民はこれまでの反対運動団体を「製油所移転促進会」に改組し、運動をエスカレートさせる構えだ。
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