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鉄鋼・金属
作成日：2007年12月6日_記事番号：T00004185
台塑鋼鉄の製鉄所、
ベトナムで調査実施？
先日第２次環境影響評価の実施が決まり、半年以上計画が遅れることになった台塑集団（台湾プラスチックグループ）傘下の台塑鋼鉄による雲林県離島工業区での製鉄所建設計画について、ベトナムでの建設を探る調査を行ったとの情報が出ている。敏感な問題であるため、台プラグループ内で企業秘密として箝口令が敷かれたもようだ。６日付経済日報が報じた。
中国鋼鉄前董事長で台プラの製鉄所計画の顧問を務める郭炎土氏は５日、この件について「第２次環境影響評価実施が決まっても、この計画は台湾で進める」と強調した。
しかし情報筋によると、台プラが下流メーカーの求めに応じてベトナムへ調査担当者を派遣したことは確かなようで、計画に大きな変更が余儀なくされ建設コストが大幅に増大するとみられる中、検討を行っているようだ。ただ、関係者はそろってこの件に関して口を閉ざしている。
