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中正紀念堂の文字撤去、陳総統が「反対者は大中国意識」と批判


ニュース 政治 作成日:2007年12月7日_記事番号:T00004193

中正紀念堂の文字撤去、陳総統が「反対者は大中国意識」と批判


 台湾民主紀念館(中正紀念堂)で建物本館の「中正紀念堂」の文字額の撤去作業が開始された6日、抗議の男性がトラックを暴走させテレビ局のカメラマンが重傷を負う事故が起きるなど混乱が広がったが、陳水扁総統は自身のメールマガジンで、「中正紀念堂を守ることは、蒋介石の神格化された地位や、大中華意識を守るということだ」と抗議者を批判した。

 これは「阿扁総統電子報」の「再見、蒋介石」と題する一文で、この中で陳総統は、「蒋介石は228事件の元凶であり、このような独裁者を神としてあがめつづけることは民主や人権に反する」と指摘。

 さらに、中正紀念堂から台湾民主紀念館への改名は台湾の主体意識再建にもつながるとし、台湾と中国はそれぞれ別の国だと強調した。