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コンビニの売上高、3カ月連続で前年割れ


ニュース 商業・サービス 作成日:2007年12月7日_記事番号:T00004199

コンビニの売上高、3カ月連続で前年割れ


 経済部による小売業界の売上高調査によると、域内コンビニエンスストアの10月の売上総額は164億7,900万台湾元(約567億円)で、前年同月比1.26%の下落となった。コンビニ業界は3カ月連続で前年割れが続いている一方、量販店は5.5%の売上増(120億6,700万円)となったことから、7日付経済日報は「支出を抑えるため、消費者が少しでも安い所で買い物をする傾向を反映した」と指摘している。

 コンビニや量販店、百貨店など小売業界全体の10月の売上総額は691億5,400万円で、前年同月比の増加率は0.43%と、9月の5.18%から大きく落ち込んだ。10月は消費者物価指数(CPI)が今年最高の5.4%の伸びを記録しており、消費者が物価高騰の中で支出を抑制したことは明白だ。

 物価高騰の中で勝ち組となっているのが量販店で、売上高の前年比増加率は8月が11.97%、9月が8.91%、10月が5.5%と、数値は下落しながらも、なお高い数値を維持している。

 10月に最も落ち込んだのは百貨店で、前年同月比のマイナス幅は3.48%(売上高227億4,600万元)だった。