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瑞華新薬、抗がん剤の3期臨床試験へ


ニュース その他製造 作成日:2007年12月7日_記事番号:T00004202

瑞華新薬、抗がん剤の3期臨床試験へ


 新興製薬会社の瑞華新薬研発が開発中の抗がん剤「ADI-PEG20」は、来年第4四半期にも第3期国際臨床試験に入る見通しとなった。発売されれば、初の台湾製タンパク質医薬品となる。7日付経済日報が伝えた。

 同社は新東陽集団の麦寛成董事長が設立した。開発中の抗がん剤は肝がんを治療するもので、米ポラリス社の特許技術を使用している。台湾における第2期臨床試験は近く終了する。瑞華は台湾と中国での特許使用権を保有するほか、ポラリス社に戦略的投資を行っている。

 瑞華は台湾を拠点として、米国と中国に子会社を設置しており、米子会社はADI-PEG20などを生産するライン2本を備えている。同社は2年以内の上場を計画している。