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レシートくじで1千万元当せん、分配めぐって家族崩壊の危機に


ニュース 社会 作成日:2013年2月7日_記事番号:T00042040

レシートくじで1千万元当せん、分配めぐって家族崩壊の危機に

 公的レシート「統一発票」の通し番号によるくじでこのほど、桃園県の高さん(57歳)一家が見事賞金1,000万台湾元の特別賞を当てた。当せん発覚直後は手を取り合い、躍り上がって喜び合った一家だったが、その後、賞金の分配をめぐって家族崩壊の危機に直面することに──。

 多くの家庭と同様、高さんの家でも家族の統一発票を1カ所に集めて保管していた。そして先月25日、2012年11〜12月発行分の当せん結果が発表され、高さんの家でも翌日、確認作業が進められた。

 この日は、結婚して県内の別の場所に住む長男が実家に帰ってきており、作業を手伝った。ほどなくして長男は自分の持っているレシートの番号が特別賞と全く同じであることに気づいた。何度も確認して間違いないと確信すると「当たった!1千万元当たったぞ!」と叫んだ。騒ぎを聞いて駆けつけた高さんが確かめると間違いなく特別賞に当選している。思いがけない幸運に一家は喜びに包まれた。

 ちなみに当せんレシートは、高さんがIDカードホルダーを買った時のものだった。しばらくして落ち着いた長男が「賞金はどうするの?」と聞くと、父親は「当然、家族6人で均等に分ける」と答えた。

 しかし翌日、高さんは長男に対し「現金10万元と車1台をやる」と方針を変えたことで「話が違う」と長男が激怒。「均等に分けてくれ」と詰め寄ったが高さんは取り合わなかった。

 そして今月2日、高さんが保管していた当せんレシートを確かめたところ、なくなっていることを発見。長男に電話をかけたが一向につながらない。「長男が盗んだに違いない」と考え「返さなければ警察に通報する」とメッセージを送った。しかしそれでも返事がなかったため、高さんは本当に通報してしまった。

 呼び出しを受けて警察署内で父親と対面した長男は「自分で賞金を受け取って均等に分けようと思った」と説明。結局、高さんは訴えを取り下げたようだが、親子といえども金がかかわる問題には慎重に当たらなければ争い事になることがよく分かる。