ニュース 社会 作成日:2013年2月8日_記事番号:T00042065
フカヒレやカラスミ、干しアワビなど高級食材の問屋が立ち並ぶ台北市の迪化街ではこの時期、春節(旧正月)用の食材を買い求める人々で大にぎわいとなる。そんな中、通りの真ん中に1人の男性が現れ、「フカヒレは有毒」と書かれたプラカードを掲げて、フカヒレを買わないよう呼び掛けている。書き入れ時の問屋に正面からけんかを売るこの行為は、やはり反感を呼んだらしく、問屋関係者らしき5人に袋叩きに遭ったそうだ。
3年ほど前からサメの保護を訴える活動を行っている高雄市の動物病院助手、施伯翰さん(26歳)は、髪型をサメのデザインに刈り上げた上でプラカードを持って北上、5日に仲間とともに迪化街へとやって来た。
彼が作成したプラカードには赤字で「フカヒレは有毒」と大書きされているほか、「重金属、鉛、水銀、失明、がん、不妊、アルツハイマー病」といった言葉がちりばめられ、フカヒレを食べることに対する危険性を表現している。
施さんによると、活動を開始して2日目に突然、「管理委員会の者」と名乗る5人の男性が現れ、「またプラカードを掲げたらお前のためにならないぞ」と脅されたという。その後彼らと口論となり、最終的に施さんは取り囲まれて暴行を受けたそうだ。
しかも、施さんが殴られるのを警備員がすぐ近くで見ていたにもかかわらず、「けんかはやめろ」というだけで暴行を止めようともしなかったという。
迪化商圏発展促進会の呉栄理事長は、「活動家の行為は尊重する。暴行するなど絶対にない」と「事件」を否定した。ただ、一部の問屋は「証拠も示さずフカヒレが有毒などと言うべきではない」と年に一度の稼ぎ時にやって来た施さんに迷惑顔だ。
「暴力には屈しない」と7日もプラカードを掲げた施さん。もう少し穏便な抗議方法もあると思うのだが。
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