ニュース 建設 作成日:2013年2月18日_記事番号:T00042106
台北市忠孝東路四段91号にある商業ビル「頂好名店城」の服飾店が入るテナント(22.8坪)が、このほど総額2億6,100万台湾元(約8億2,000万円)で売却された。1坪当たり成約額は1,144万7,000元となり、同じく忠孝東路四段の「ピエール・カルダン」店舗を抜いて台湾不動産史上の最高額を更新した。18日付中国時報が報じた。
過去最高額での成約について不動産仲介大手、永慶房産の鄭朝鶴・店舗事業部経理は「かつて未開発で『東区商圏』の発展を阻害していた松山たばこ工場跡地に大型多目的ドーム施設(台北ドーム)建設が進められていることで商圏の拡大が期待できること、およびインフレ懸念への対策としての不動産投資熱が高まっている状況が背景にある」と分析した。
なお1月に入り台北市の店舗不動産市場が活発化しており、「頂好名店城」のほか、公館商圏で18坪の物件が1億5,000万元で売却されるなど高額物件の成約が相次いでいる。また大安路にある7階建てビルをある金融持ち株会社が7億5,000万元で購入するとの観測もある。
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