ニュース 石油・化学 作成日:2013年2月18日_記事番号:T00042111
台塑集団(台湾プラスチックグループ)第6ナフサ分解プラント(六軽、雲林県麦寮郷)内の南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)ビスフェノールA(BPA)第1工場で14日午前2時40分、火災が発生した。死傷者は出ず、出荷に影響はないと同社は説明している。同工場の生産能力は1日当たり約247万トン、年間では9万トンに上る。15日付蘋果日報などが報じた。

火の勢いは大きくなく、30分ほどで消し止められた。(14日=中央社)
出火元は、同工場2階の固液分離工程などを行う区域で、動力装置およびメーターケーブルが損傷したため、稼働を停止している。焼損面積は約60平方メートルで、被害総額は1,000万台湾元(約3,200万円)に上る見通しだ。なお、出火原因は現在調査中だ。
雲林県環境保護局(環保局)の葉徳恵局長は、BPAは有毒物質で皮膚や呼吸器系統を刺激すると説明。火災発生当日には周辺空気のサンプルを採取しており、もし、有毒物質が検出された場合は、「毒性化学物質管理法」に基づき、最高500万元の罰金が科される。
なお、六軽麦寮麦寮管理部の黄耀南協理は、火災発生時および発生後の工場周辺の空気を観測したところ異常はなかったと強調した。
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