ニュース 商業・サービス 作成日:2013年2月18日_記事番号:T00042116
春節(旧正月、今年は2月10日)連休の海外旅行者のUターンピークを迎えた15日、入出境者数が延べ13万8,053人で過去最高となった。交通部観光局によると、好天に恵まれ、台湾域内の旅行者数は10〜17日で過去最高の1,489万6,000人となり、150億台湾元(約475億円)以上の経済効果を創出した。うち観光ホテルは飲食事業が前年同期比10%、宿泊事業が15〜50%の大幅増収となった。航空会社や旅行会社、ホテルなど観光業界にとって、幸先の良いスタートとなった。18日付工商時報などが報じた。

春節連休終了間近の15日、台湾に戻る人で溢れた桃園国際空港の入出境者数は10万人を超えた(中央社)
内政部入出国移民署によると、除夕(旧暦の大みそか)前日の8日以降、入出境者数は連日延べ10万人を上回り、前年同期比11.15%の大幅成長だった。9〜15日は累計81万8,200人(入境者数38万4,600人、出境者数43万3,600人)と、前年同期の73万6,100人より1割以上多くなった。長期連休、中国からの訪台者数の増加が主な要因だ。
旅行会社大手、燦星国際旅行社(スタートラベル)は、7〜13日出発のツアー商品の販売が好調で、昨年12月初旬に8〜9割の申し込みがあった。行き先別では東南アジア、中国がほぼ満員。春節の旅行ツアー出境者数は前年同期比15%増えたとみている。雄獅旅遊(ライオントラベル)は、日本や東南アジアなどが人気で、春節の料金は昨年より1割以上高かったと指摘した。業界関係者によると、春節はこのときしか長期休暇がないサラリーパーソンが海外旅行に出掛けるため1年で最もハイシーズンとなり、景気の影響を受けにくい。航空券価格が原油高で上昇したほか、旅行ツアー料金は大部分が1,000〜5,000元上昇し、特に北海道行きは1.5〜2倍につり上がったという。
一方、内政部入出国移民署によると、中国からの台湾自由旅行者は10日が過去最高の2,200人で、9〜15日累計は8,457人と、1日平均1,200人を超えた。中国人旅行者によって観光収入34億元がもたらされたと市場で推定されている。
好天で外出ムード高まる
謝謂君・交通部観光局長は、春節連休の台湾域内旅行者数が年間1億5,000万人の1割に迫ったと指摘。9日にわたる連休の上、天気が良く、出掛ける気分が高まったためと分析した。10〜17日のテーマパーク入場者数は延べ85万4,000人で前年同期比25.8%増、売上高は同26.8%増、観光収益は5億4,000万元を超えた。
観光ホテルは、台湾人のほか、中国、香港、マカオや、建国記念の日(11日)で3連休となった日本からの訪台旅行者の増加で客室稼働率が上昇した。

台北晶華酒店(ザ・リージェント台北)は客室稼働率が90%に達し、特に9〜13日は100%と、昨年同期の60%を大きく上回った。平均宿泊料金も5,200元と、同4,880元より7%上昇した。故宮博物院内のレストラン、故宮晶華(シルクパレス)など飲食事業は9〜14日で3,800万元と同10%増えた。台北喜来登大飯店(シェラトン台北ホテル)は、9連休の客室稼働率が80%以上、ビュッフェは予約で満席、レストランは8割の席が埋まった。台北寒舎艾美酒店(ルメリディアン台北)は9〜14日の客室稼働率が平均87%で、宿泊料金は前年同期より27%高く1万230元に上った。飲食事業は推定15〜20%の増収だ。台北、新竹、高雄にある国賓大飯店(アンバサダー・ホテル)グループは客室稼働率が昨年の8割から今年は9割に上昇し、宿泊事業の売上高は50%増えたとみられる。
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