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低価格iPhone、発売ならTSMCに恩恵


ニュース 電子 作成日:2013年2月21日_記事番号:T00042182

低価格iPhone、発売ならTSMCに恩恵

 アップルが年内に低価格のiPhoneを発表すると観測される中、モルガン・スタンレー証券は20日、100万台売れれば、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の売上高が年間5%上乗せされるとの試算を示した。21日付工商時報などが報じた。

 モルガン・スタンレー証券は低価格iPhoneの販売価格について、聯想集団(レノボ)、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、中興通訊(ZTE)、酷派(クールパッド)など中国ブランドの旗艦機種と同価格帯の330米ドル前後に設定されると予測。同製品の粗利益率は40%にすぎず、既存iPhoneの市場シェアの3分の1を圧迫するとみられるが、中国市場ではアップルのシェアを3倍に押し上げると分析している。